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12月20日-04号

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  1. 綾町議会 2019-12-20
    12月20日-04号


    取得元: 綾町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和 元年第9回定例会(12月)令和元年第9回(12月)綾町議会(定例会)会議録令和元年12月20日再開       令和元年第9回綾町議会(定例会)令和元年12月20日午前10時綾町役場議場に招集された。    出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1    |松   本   俊   二  |6    |日   髙   憲   治  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|2    |青   木       實  |7    |児   玉       信  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|3    |山   田   由 美 子  |8    |松   浦   光   宏  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|4    |池   田   和   昭  |9    |日   高   幸   一  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|5    |兒   玉   千   歳  |10   |橋   本   由   里  |└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長  │兒   玉   良   次  │書 記  │藤   島   裕   輔  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    説 明 員┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│町長       |籾 田    学   |副町長      |増 田  俊 男   |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│教育長      │日 高  和 典   |総務税政課長   │蓮 子  浩 一   │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│企画財政課長   │竹 下  琢 郎   |福祉保健課長   │森 園  由美子   │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│農林振興課長   |戸 髙  知 也   |産業観光課長   │松 下  栄一郎   │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│町民生活課長   |小 村  久美子   |建設課長     │中 原  修 一   │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│教育総務課長   |吉 鶴  慶 久   |社会教育課長   |高 松  俊 秀   |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ユネスコエコパーク│           │         │           ││推進室長     |入 田  賢 一   |会計管理者    |野 村    修   |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│監査委員     |福 留  清 人   |         |           |└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘令和元年第9回(12月)綾町議会(定例会)議事日程令和元年12月20日再開        開    議   日程第1 議案第62号 綾町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例   日程第2 議案第63号 綾町職員定数条例の一部を改正する条例   日程第3 議案第64号 綾町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例   日程第4 議案第65号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例   日程第5 議案第66号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例   日程第6 議案第67号 綾町職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例   日程第7 議案第68号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例   日程第8 議案第69号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例   日程第9 議案第70号 職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例   日程第10 議案第71号 臨時的に任用された職員の分限に関する条例を廃止する条例   日程第11 議案第72号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例   日程第12 議案第73号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例   日程第13 議案第74号 議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例   日程第14 議案第75号 綾町税条例の一部を改正する条例   日程第15 議案第76号 綾町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例   日程第16 議案第77号 綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   日程第17 議案第78号 公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて   日程第18 議案第79号 令和元年度綾町一般会計補正予算(第5号)   日程第19 議案第80号 令和元年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)   日程第20 議案第81号 令和元年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   日程第21 議案第82号 令和元年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)   日程第22 議案第83号 令和元年度綾町水道事業会計補正予算(第2号)   日程第23 令和元年請願第3号 県道田代八重綾線の「通行止め」の早期解消を求める請願書   日程第24 令和元年陳情第10号 介護保険利用料原則2割負担化、ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の処遇改善など、介護保険制度の改善を求める陳情書   日程第25 議員派遣の件について   日程第26 各常任委員会の閉会中の審査及び調査について   日程第27 議会運営委員会の閉会中の審査について   日程第28 二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について   追加日程第1 意見書案第7号 介護保険利用料原則2割負担化、ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の処遇改善など、介護保険制度の改善を求める意見書会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────(再開午前10時00分) ○議長(日高幸一君) おはようございます。本日の議事日程は、委員長報告、質疑、討論、採決となっております。なお、議事進行については御協力をお願いいたします。 ただいまから、本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第62号 △日程第2.議案第63号 △日程第3.議案第64号 △日程第4.議案第65号 △日程第5.議案第66号 △日程第6.議案第67号 △日程第7.議案第68号 △日程第8.議案第69号 △日程第9.議案第70号 △日程第10.議案第71号 △日程第11.議案第72号 △日程第12.議案第73号 △日程第13.議案第74号 △日程第14.議案第75号 ○議長(日高幸一君) 日程第1、議案第62号、綾町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例から日程第14、議案第75号、綾町税条例の一部を改正する条例までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) おはようございます。 それでは、総務委員会委員長報告を行います。 報告の前に、先般から少し長めの報告書になっております。これにつきましては、現在傍聴にいらっしゃる方、それからもちろん執行部、それから文教福祉委員会の方々にも実際に目で追っていただきながら、内容をしっかりと把握していただきたいということを第一に考えて、できる限り委員会であったことを詳細に報告書にまとめたものでございます。 また、この報告書を必要だと言われる町民の方にとっても、言葉で聞かずにこの書類で見ていただくということが必要かということを考えて、少し長めの報告書になっております。ぜひ御了承いただきたいと思います。 それでは、議案第62号、綾町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について報告いたします。 審査の経過及び結果、主な内容につきましては、お手元の資料をご覧ください。 委員会審査でわかったこと、1、新たな条例制定による制度変更に伴い、年収ベースで減額となる職員はいないということでございます。また、現時点における試算では、1万2,000円から最大30万円の増額幅を想定しているとのことです。 2、期末手当が支給されることになるため、時間給を減らすことは考えてはいないが、パートタイム任用職員については、現在の週38時間45分、1日換算しますと7時間45分から週35時間、1日換算で7時間に勤務時間を短縮する方向で調整を行う予定であるということです。ただし、勤務時間等については各人と今後調整していく予定。 3、任用については、会計年度ごとに公募・選考を実施しなければならない。次年度も続けて任用する場合は、人事評価等も勘案した上で判断する。ただし、あくまで1会計年度内の任用となるので、次の任用が確約されているわけではないということです。 4、現在の臨時職員98人が全てパートタイム任用職員に移行した場合、その賃金合計は600万円ほどふえる見込みであります。現在の臨時職員の賃金合計額は、約2億100万円。98人中、綾町民が66人の67.4%、町外者が32人で32.6%となっております。 5、今回の改正に伴う給与システム導入費用は、約340万円の見込みであるとの見通しです。 委員からの主な意見としましては、1、地方自治体の非正規職員は今や公務の中心的な担い手であるが、導入される新制度が職員の働き方や業務にどのような影響を与えるのかが懸念される。 2、対象となる職員に対しては、各種用語の説明を含め、制度内容の詳細については比較一覧表を作成したり、具体的な事例を示すなどして、丁寧かつわかりやすい説明を早期に行うべきである。 3、今回の改正に伴い、正規職員生産性向上も求められることとなる。いま一度、ICTの活用も含め業務の効率化を徹底的に図ることに加えて、より一層の自覚と責任を求める。 4、会計年度任用職員の任用に当たっては、可能な限り綾町民の雇用を優先すべきである。 5、正規職員においては既に人事評価制度を導入している。また、会計年度任用職員正規職員と比較して簡易的な人事評価を実施することに、職員の確保や離職防止にもつながることなので、人事評価の精度向上に加え、その評価を賃金等に適正に反映させる仕組みを早急に確立すべきである。 6、非正規の職員が不利益を受けないように、今後も待遇改善に努めてほしい。また、労働環境の改善にも取り組んでほしい。 全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第63号、綾町職員定数条例の一部を改正する条例について御報告いたします。 前回同様、審査の経過及び結果、主な内容については、お手元の資料をご覧ください。 委員会審査でわかったこと、1、綾町職員定数条例に基づく定員数は95人、現時点での職員数は92人であります。 2、会計年度任用職員の数は、綾町職員定数条例の適用外であります。すなわち定数にカウントされないということです。 意見等は特にございませんでした。 全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第64号、綾町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 委員会審査でわかったことにつきましては、正規職員賃金動向等については、広報あやでも公表している。 2、フルタイム会計年度任用職員も公表の対象となるが、パートタイム会計年度任用職員はこれまで同様、対象外である。 意見は特にございませんでした。 全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第65号、公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 委員会審査でわかったこと、1、公益的法人等への派遣について、会計年度任用職員はこれまで同様、対象外である。 2、過去に人事交流を目的として、日本で最も美しい村連合に職員を出向させたときに、当該条例を適用したことがあるとのことでした。 主な意見としましては、職員の育成につながるという意見が出ました。 全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第66号、職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 委員会審査でわかったこと、1、分限とは、公務員の身分に関する基本的な規律である。 2、地方公務員法には、職員の意に反する降任・免職・休職等に関する規定があり、正規職員の休職期間については3年を超えない範囲内とされている。 3、会計年度任用職員についても分限の対象となるが、その任期が1会計年度限りとなっていることから、現行の職員の分限に関する手続及び効果に関する条例における休職の効果については、任命権者の定める任期、すなわち1年の範囲内とする条項を新設するものであります。 意見は特にございませんでした。 全員賛成で可決されております。 議案第67号、綾町職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 委員会審査でわかったこと、1、会計年度任用職員も懲戒の対象となる。 2、新たに制定される綾町会計年度任用職員の給与及び費用弁証に関する条例において、パートタイム会計年度任用職員については、給料ではなく報酬を支払うと定めている。給料と報酬と表示は異なるが、基本的な性格は同じである。 3、現行の綾町職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の減給に関する規定(第3条減給の効果)において、パートタイム会計年度任用職員の減給の額を計算する場合は、新たに制定される綾町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例のパートタイム会計年度任用職員の月額報酬の計算方法を定めた規定を引用するということでした。 意見は特にございませんでした。 全員賛成で可決されております。 議案第68号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 委員会審査でわかったこと、1、会計年度任用職員の育児休業は無給であることから、勤勉手当の支給や復帰後の給与または報酬の号給調整を行わない。したがって、現行の綾町条例職員育児休業等に関する条例の第7条及び第8条において、会計年度任用職員を除外することを明記した。 2、現行の綾町条例職員育児休業等に関する条例第21条には、会計年度任用職員が部分休業した際の給与または報酬を減額する場合の計算方法を追加したものであります。 意見は特にございませんでした。 全員賛成で可決されております。 議案第69号、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 委員会審査でわかったこと、1、現行の綾町条例職員の勤務時間、休暇等に関する条例第18条において、その対象を臨時的に任用された職員と非常勤職員(短期間再任用職員を除く)としている。 2、改正後の法律について、臨時的に任用された職員については、正規職員と同様の勤務時間や休暇等を適用させることから削除。また、非常勤職員(短期間再任用職員を除く)については、会計年度任用職員のみとなるため、表示を会計年度任用職員としたでありました。 意見は特にございませんでした。 全員賛成で可決されております。 議案第70号、職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 委員会審査でわかったこと、1、現行の綾町条例職員等の旅費に関する条例は、その名称どおり職員の公務に係る旅費について規定しているが、パートタイム会計年度任用職員には、旅費ではなく費用弁償として支払うため、第1条において当該条例の対象から除外する。 2、費用弁償が実際の旅費を上回ることはない。 3、フルタイム会計年度職員については、当該条例の対象となり旅費として支給される。また、当該条例で何級の職務という場合、新たに制定される綾町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の別表第1行政職給料表を適用する。 意見は特にございませんでした。 全員賛成で可決されております。 議案第71号、臨時的に任用された職員の分限に関する条例を廃止する条例について報告いたします。 委員会審査でわかったこと、改正法の施行により、臨時的任用職員任用条件等正規職員と同様の取り扱いをすることとなり、分限についても正規職員の分限に関する条例を適用することとなるため廃止するものであるとのことでした。 意見は特にございませんでした。 全員賛成で可決されております。 議案第72号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 委員会審査でわかったこと、1、成年後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図るための関係法律の整備に関する法律が公布されたことにより、現行の綾町条例一般職の職員の給与に関する条例において、被成年後見人等の人権が尊重され、また、被成年後見人等であることを理由に不当に差別されないよう欠格条項を削除したものであります。 2、国の人事院勧告に基づき、一般職の職員の勤勉手当の令和元年12月分の率を0.05月引き上げ、0.925月から0.975月とする。給料表については、平成31年4月から適用する。 また、令和2年度以降については、6月、12月ともに0.95月とする。なお、期末手当はこれまでどおり6月、12月ともに1.3月で変更はありません。したがって、令和元年度及び令和2年度以降の期末手当と勤勉手当の6月、12月の合計は4.5月となります。 3、今回の人事院勧告は、若い層に対して厚めに増額する内容になっている。例えば、高卒程度の初任給は14万8,600円から15万600円に2,000円増額、大学卒業程度の初任給は17万100円から17万1,700円に1,600円増額、主幹クラスの月額給料は20万6,300円から20万7,800円に1,500円増額となるが、係長クラス以上は今回は横ばいとなっております。 4、住居手当については、人事院勧告に基づき、手当の支給対象となる家賃額の下限を1万2,000円から1万6,000円に4,000円引き上げ、最高支給限度額を2万7,000円から2万8,000円に1,000円引き上げるものです。 5、会計年度任用職員の給料表についても、一般職員の給料表に準じるので、人事院勧告の影響を受ける。 6、人事院勧告については強制ではなく、各自治体が状況に応じて運用することが出来る。綾町において過去に人事院勧告と異なる対応をしたことはない。また、今回の人事院勧告については、県内の自治体全て当該勧告に準じた改正を行う。 7、地方公務員の給与額については、国家公務員の給与額に対する比率であるラスパイレス指数を参考にしている。平成30年度の市町村平均ラスパイレス指数は98.2%、綾町は95.8%で、26市町村中、県内19位という状況であります。 主な意見としましては、1、期末手当については、給与以上に人事評価を適正に反映する等、濃淡をつけた配分となるよう早急な取り組みを求める。 2、正規職員に係る改正案と次年度から導入される会計年度任用職員制度は、公務員制度の大転換と言える。働き方や公務にどのような影響を与えるのかが懸念される。職場に混乱が生ずることのないよう適正な運用を求める。 全員賛成で可決されております。 議案第73号、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 委員会審査でわかったこと、1、特別職である町長、副町長、教育長の令和元年12月の期末手当率のほうを1.675月から1.725月とする。また、令和2年度以降は6月、12月ともに1.7月、年間合計で3.4月とするものであります。 2、町長の年収は、県内市町村で最下位の水準であるとのことでした。 主な意見としましては、1、県内市町村の中で最下位の水準であることから同意できる。 2、人事院勧告は強制ではない。特に特別職については勧告に基づく改正にとどまらず、当町の状況を踏まえた上でしっかりとした議論を求める。 3、全国的にも県内においても、首長の年収についてはかなり差がある。他自治体との単純な比較ではなく、各自治体の状況に応じた判断がなされていると言える。本町の財政状況に対して町民に危機感の共有を求めるのであれば、自らの身を切る主体的かつ具体的な行動を示すべきであるとの意見がありました。 全員賛成で可決されております。 議案第74号、議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について報告いたします。 委員会審査でわかったこと、1、議員の令和元年12月の期末手当率を1.675月から1.725月とする。また、令和2年度以降は6月、12月ともに1.7月、年間合計3.4月とする。 2、議員の報酬に関わる条例の改正であるが、議会と協議した上での内容ではない。 主な意見としましては、議員の報酬については、議員一人一人が町民の負託に応えられているのかということを自分自身に問うことが基本である。報酬を上げるか下げるかという議論にとどまることなく、議会活動や議員活動への町民の理解を深めるための方策に加え、議員の成り手不足問題や政務調査費支給等を含めたさまざまな課題について、議会内で改めて協議する必要がある等の意見がありました。 全員賛成で可決されております。 議案第75号、綾町税条例の一部を改正する条例について報告いたします。 委員会審査でわかったこと、1、これまで個人の町民税の寄附金税額控除の対象は綾町社会福祉協議会のみであったが、県からの指摘により県民税の控除対象と同じとする。 2、令和2年1月1日から施行し、令和2年度分の課税から適用する。 3、平成31年度申告で綾町社会福祉協議会への寄附に伴い確定申告した方は10人であります。 控除対象については、1号、2号、3号とありますので、資料をご覧ください。 主な意見としましては、1、対象が大幅にふえたことで、寄附に対する意識の向上に加え、実際の寄附行為につながることを期待したい。 2、寄附金控除の根拠法は所得税法であり、寄付金控除の対象となるには一定の要件が必要であるが、綾町育英会自治公民館を対象にできるかどうかについては調整、検討をしてほしいとの意見が出されました。 全員賛成で可決されております。 以上、総務委員会委員長報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) まず最初に、日程第1、議案第62号、綾町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第62号の原案に反対の討論を許します。
    ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第62号、綾町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例につきまして、反対の討論を行います。 反対の理由は、来年4月に施行される制度の改定についてに該当する非正規職員98人に対し、今日まで何の説明もされていないことです。施行までに条例制定をすればいいというのは執行部の解釈です。少なくとも労働者の身分が根本的に変わるこの制度については、1年前に説明があってしかるべきでした。今日20日が決まることを想定して、その後の27日の御用納めまでに説明したとしても、一人一人が自分の労働条件を理解し、今後も綾町役場で非正規として働くのか、新たな仕事を探すのか、年内に結論を出すのは困難です。 町長は一般質問の答弁の中で、「私はこの制度のことを前から知っていたわけではない」と言われました。信じられない発言です。総務委員長報告の意見にもありますように、制度の大転換です。町長が言われた「前から」がどのくらいのことを言っておられるのかはわかりませんが、2017年5月11日に地方公務員法、地方自治法の改正が行われ、2020年4月施行となっているものです。綾町だけではなく、全国的に準備がおくれがちであるのは確かですが、制度改正を前から知っていたわけではないとこの時期に言われるのは無責任だと思っています。 98人中、67人に及ぶフルタイムの職員を含め全員をパートタイム雇用にすることは認められません。綾町の正規職員の有給休暇消化率はおよそ30%です。育児休暇の取得、これまで男性職員では皆無です。正規職員へのしわ寄せは容易に想定されます。 パートタイムで対応される理由としては、財政負担が大きいことがその理由ですが、総務省は財政問題を理由にパートタイムにすることは認めておりません。もちろんこのような制度をつくり地方自治体を縛るのに国が何の財政措置もとらないことは無責任であるということは言うまでもありません。しかし、綾町で制度を導入する以上、それを非正規職員の労働条件の悪化で乗り切ろうとすることは認められません。また、7時間勤務でパートタイムにしてもよいということも国が妥当だとは言っておりません。 期末手当の支給もあり、総務委員長の報告にもありましたが、年収ベースで減額にはならないと言いますけれども、1年限りの任用で保育士など資格取得者も非常に不安定な形態の労働条件となります。地方公共団体が低賃金で使い勝手のよい労働者を新たにつくり出すことになり、認めることはできません。 なお、この後の議案第63号から71号までも、この条例制定と関連のあることから反対であることを表明し、討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) それでは、賛成討論を行います。 議案第62号から第71号まで地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴うものであり、賛成をする次第です。 委員会報告にもあったとおり、執行部においては、来年4月から新たに導入される会計年度任用職員制度について、導入の目的をはじめ、現行制度からの変更点など、その内容に関する説明を丁寧かつわかりやすく、対象職員に対して早急に実施することを強く望みます。 また、今回の法律改正をきっかけとして、職員の業務や働き方を見直し、より一層の生産性向上につなげてほしいと考えています。 地方行政は大きな転換期にあります。地方公務員法第30条にある全体の奉仕者として公共の利益を実現するためにも、変わらないということはすなわち後退であり、まずは自分自身が変わるということを意識して行動してほしいと思います。 以上をもって、私の賛成討論といたします。 ◎議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) 議案第62号、綾町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について、賛成の立場から討論させていただきたいと思います。 非正規職員が不利益を受けないように、漸次待遇を改善し、正規と同様の扱いをすることを望んでいきたいと思います。正規への登用の道を探っていただければありがたいと思います。仕事の一層の効率化と責任の自覚を求めていきたいと思います。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第62号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第62号、綾町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第2、議案第63号、綾町職員定数条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第63号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第63号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第63号、綾町職員定数条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第3、議案第64号、綾町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第64号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第64号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第64号、綾町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第4、議案第65号、公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第65号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第65号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第65号、公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第5、議案第66号、職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第66号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第66号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第66号、職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第6、議案第67号、綾町職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第67号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第67号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第67号、綾町職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第7、議案第68号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第68号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第68号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第68号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第8、議案第69号、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第69号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第69号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第69号、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第9、議案第70号、職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第70号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第70号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第70号、職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第10、議案第71号、臨時的に任用された職員の分限に関する条例を廃止する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第71号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第71号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第71号、臨時的に任用された職員の分限に関する条例を廃止する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第11、議案第72号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第72号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第72号について、賛成の立場から討論をいたします。 当該改正は人事院勧告に伴う一般職の給与等にかかわるものであることから賛成するものであります。 ただし、委員長報告にもあったとおり人事院勧告は強制的なものではなく、各自治体は独自の判断や対応が可能となっているわけで、これまでと同様の慣例的な対応や周辺自治体との横並びの画一的な対応は見直すべきだと考えます。そのためには既に導入して3年になる人事評価制度を給与、特に期末手当に反映させる体制を早急に確立することを強く求めて、賛成討論といたします。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第72号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして、意見を述べまして、賛成の討論を行います。 本来、人事院勧告国家公務員に関するものですが、松本議員も言われましたように、この人事院勧告がないと職員の待遇改善、特に金銭に関しての改善は議会に提案されることがなく、人事院勧告頼みが実情です。 私はかねてから職員の待遇改善は必要だと訴えてまいりました。職員、今回特に若い層の給与や全職員の期末手当などがふえることに対し、これまでも反対したことはありませんし、今回も賛成をするものです。 職員には、公務員であることの自覚を持っていただき、町民に対し親切に対応し、丁寧な対応をされることも重ねて求めたいと思っております。 これが町内の事業者などにも反映されることを願い、町長には、事業所に対する情報の提供や働きかけもしていただくよう求めまして、討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第72号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第72号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第12、議案第73号、特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第73号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第73号、特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例につきまして、反対の討論を行います。 人事院勧告に従い、期末手当の率を改正するものですが、人事院勧告国家公務員に適用されるものであることは、議案第72号でも申し上げました。 綾町は財政が大変だと口を酸っぱくして言っております。決して、特別職の常勤職員の待遇がよいわけでないことは知っておりますが、消費税の増税による負担増、所得の格差拡大など、町民の暮らしを見れば、到底、同意はできません。 よって、議案第73号、特別職の常勤職員と議案第74号の議員については、据え置くよう求めて討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) それでは、議案第73号につきまして、賛成の立場で討論いたします。 当該改正も、人事院勧告に伴うものであります。人事院勧告の性格につきましては、今、橋本議員がおっしゃったとおりでございます。したがいまして、今回についてはというただし書きをつけて賛成するものであります。 といいますのは、この条例改正が本当に真剣に話し合われたかどうかというところが、いまいち見えないところがあるということからです。 議案第72号の賛成討論で述べたとおり、人事院勧告は強制的なものではないと。したがいまして、これまでと同様の慣例的な対応や周辺自治体と横並びの画一的な対応は見直すべきだと考えています。 特に、特別職においては、一般職以上に町の財政状況等に応じて、町民の理解と納得が得られる対応をするべきであり、給与や期末手当については、単に人事院勧告を理由とするのではなく、さまざまな観点からしっかりと協議すべきだと考えます。 そのような理由により、今回についてはという文言をあえてつけて、賛成といたしたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第73号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第73号、特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第13、議案第74号、議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) すいません、1点だけ、気になるので質問をさせていただきたいと思います。 29ページなんですけれども、日本の社会全体のことを言っていらっしゃるのであればいいんですけれども、もし、綾町のことだと誤解を与えるなと思って伺います。 下から2行目の議員のなり手不足の問題や政務調査費支給等をというところで、綾町には政務調査費の支給はございませんので、申し上げましたように、日本の国内全体的なことであれば、これでいいと思うんですけれども、もし、読まれた町民の方が綾町にも政務調査費というものが支給されていると誤解される懸念はないだろうかと思って、心配で伺います。 ○議長(日高幸一君) 松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 今、橋本議員がおっしゃるとおり、綾町には政務調査費というものはございません。 ただ、今後、議員活動、議会活動を含めて充実させていくためには、そういう議論も必要ではないかという意見がありましたので、ここに記載をしております。 以上でございます。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第74号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) はい。議案第74号につきまして、賛成の立場で討論をいたします。 当該改正につきましても、同様に人事院勧告に伴うものであります。 橋本議員がおっしゃるとおり、いろいろな状況を勘案して、この議案については検討すべきものだというふうに考えておりますが、委員長報告でもしたとおり、特に、議員に働きかけがあったわけでもありません。 したがいまして、今後について、議員の報酬については、先ほど委員長報告にもあったとおり、議員一人一人が町民の負託に応えられているかどうかということを自分自身に問うことが基本であるというふうに考えています。 報酬の上限という単純な議論にとどまることなく、議会活動や議員活動への町民の理解を深めるための方策に加えて、議員のなり手不足や、今ありました政務活動費支給というものも含めたさまざまな課題について、今後、議会内で協議する必要が、考えがあると考えております。 そういうことを踏まえて、今回について賛成する立場で討論を終わります。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第74号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第74号、議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第14、議案第75号、綾町税条例の一部を改正する条例にかかわる委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第75号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第75号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第75号、綾町税条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで、暫時休憩をいたします。(休憩午前10時55分)………………………………………………………………………………(再開午前11時05分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第15.議案第76号 △日程第16.議案第77号 ○議長(日高幸一君) 日程第15、議案第76号、綾町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例及び日程第16、議案第77号、綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 委員長報告を行います。 議案第76号、綾町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について御報告いたします。 審査の経過及び結果、主な内容につきましては、ご覧をいただきたいと思います。 委員会審査でわかったことといたしまして、高潮が削除されて津波を残すのは、綾町まで津波の影響が及ぶ可能性を否定できないためということです。いずれにしても、災害救助法の適用が原則なので、高潮の記載にも対応できるということです。対応するのは、被災者の住所地の自治体となります。 次に、上位法で保証人規定を削除してあるのですけれども、綾町条例に入れるのは、貸し倒れの防止のためとなっております。 3つ目、災害援護資金の延滞の場合の利率は5%でございます。 なお、災害援護資金につきましては、記載されている米印のところをご覧いただきたいと思います。 主な意見といたしまして、万が一のときには制度を有効に活用できるよう、職員の知識を深めるよう望む。 2、国の決定だが、高潮を除くことは委員会審議の中で理解ができたという意見が出され、全員賛成で可決されております。 議案第77号、綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例です。 委員会審査でわかったこと。 町内には該当する施設事業所は、今のところございません。 全国的に連携施設の確保が約半分にとどまり、連携施設を確保しないことができる経過措置期限が5年から10年に延長になっております。連携施設につきましても、米印を御参考にお読みください。 採決に当たっての主な意見。 綾町に事業所ができたときのための整備であります。文言の修正と条ずれの修正でもあります。 国の整備が進まず、5年から10年になったことは理解できるということでした。 全員賛成で可決をされております。 ○議長(日高幸一君) まず最初に、日程第15、議案第76号、綾町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例にかかわる委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第76号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 反対討論です。 ○議長(日高幸一君) 賛成討論。 ◎議員(橋本由里君) 反対討論です。 ○議長(日高幸一君) 反対討論。橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第76号、綾町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例に反対の討論を行います。 反対の理由は、今回の法改正で、国は災害援護資金を借りるときに必要としていた保証人を削除しております。しかし、綾町の条例改正では、その後も文言を追加していることです。 皆さんご存じのように、町内の公営住宅入居申し込み時に保証人が見つけられないという問題が起きています。また、全国的にもシングルマザーの方が住居を探すのにも、また身寄りのない人が入院するときにも保証人がいないということで社会問題も起きています。 ましてや、災害援助法の適用を受けるような事態のときに、保証人を立てることは本当に可能でしょうか。国が削除した文言を入れるという感覚は理解できません。 以上を申し上げて、反対の討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
    ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第76号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第76号、綾町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第16、議案第77号、綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例にかかわる委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第77号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第77号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第77号、綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第17.議案第78号 ○議長(日高幸一君) 日程第17、議案第78号、公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 討論を行います。松本淳資氏を選任同意することに反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。採決は無記名投票で行います。 議場の閉鎖をいたします。(議場閉鎖) ○議長(日高幸一君) ただいまの出席議員は9名であります。 次に、立会人の指名をいたします。 綾町議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に松浦議員、松本議員を指名いたします。 投票用紙を配ります。(投票用紙配付) ○議長(日高幸一君) ここで、念のため申し上げます。 本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載してください。なお、白票については、綾町議会会議規則第79条の規定により、反対といたします。 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検) ○議長(日高幸一君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が、議席番号と指名を読み上げますので、順番に投票を願います。(事務局長点呼・議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 松本 俊二議員         2番 青木  實議員 3番 山田由美子議員         4番 池田 和昭議員 5番 兒玉 千歳議員         6番 日髙 憲治議員 7番 児玉  信議員         8番 松浦 光宏議員10番 橋本 由里議員                   ……………………………………………………………………………… ○議長(日高幸一君) 投票漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。松浦議員、松本議員、開票の立会いをお願いいたします。(開票) ○議長(日高幸一君) 投票の結果を報告いたします。投票総数9票、有効投票9票、無効投票0票、有効投票のうち賛成9票、反対0票。 以上のとおり全員賛成であります。よって、議案第78号、公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについては、松本淳資氏を選任同意することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖)────────────・────・──────────── △日程第18.議案第79号 ○議長(日高幸一君) 日程第18、議案第79号、令和元年度綾町一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 初めに、文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第79号、令和元年度綾町一般会計補正予算(第5号)のうち、文教福祉常任委員会に審査委任された部分につきまして御報告を申し上げます。 期日、経過、審査の経過及び結果、主な内容につきましては、ご覧いただきたいと思います。 教育委員会(教育総務課・社会教育課)あわせて御報告をさせていただきます。 まず、教育総務課からです。 綾小学校の特別教室棟の屋根は、今回、スレート瓦からウレタン樹脂に変更をされております。 綾中学校の外壁の塗装は、木造分について行われました。 次に、小学校の扶助費は、準要保護児童生徒の新入学支度金を入学の前年度内に支給するものです。入学支度金とか入学準備金とか、言い方がいろいろございまして、ここでは支度金と記載させていただいております。 予定では、小学校で10人、中学校11人となっております。1人当たり、小学生で5万6,000円、中学生で5万7,400円として積算されております。 要保護に準ずる条件は、児童手当の支給、住民税非課税などがございます。 小学校体育館の建て替えにつきましては、長寿命化計画の中で協議はされておりますが、具体化はされていないということでございます。 次に、社会教育課について御報告いたします。 保健体育費の研修費減額は、スポーツ推進協議会が未開催で終わったということでございます。 次に、花の育苗センターの減額は、臨時職員が健康上の理由で退職をしております。作業が低い位置で行われるために、腰や膝を痛めやすいということで、そうしたことで退職をされたそうです。 3つ目、町民体育大会の開催は、自治公民館長会の協議で一番多い意見が隔年開催、次に毎年開催。やめるほうがいいという意見も6地区あったと報告されました。ただ、回答は複数回答となっております。今後検討し、決定していくということでございます。 採決に当たっての教育委員会関係の主な意見を報告いたします。 就学援助、これは綾町でいっている言い方です。新入学児童生徒学用品費等が年度内に支給されることになり、評価できる。 花の苗づくりの作業負担軽減のために、作業台の工夫が必要ではないかという意見が出されました。 町民体育大会の実施については、今後協議して町が判断するとのことですけれども、広く町民の意見を聞くように要望するという意見が出されました。 中学校の屋根の補修、小学校体育館の建てかえなど、早期に計画をしてほしいという意見もだされました。 次に、福祉保健課の報告をいたします。 委員会審査でわかったこと。 社会福祉対策費の扶助費2,110万9,000円の増額は、就労支援への理解が広がったことや、事業所がふえたことがあると思われるということでございます。 社会福祉対策費の中の基幹相談支援センター・虐待防止センター事業負担金は、人口割や知的障がい者登録者数割、障害手帳所持者割で計算される所持登録割もございます。センターは、宮崎市の花山手にあります社会福祉協議会のある施設の中にあるということでした。 次に、老人福祉費の町単独高齢者福祉事業(タクシー券)ですけれども、新年度から第3地域の運転免許証所持者の規定を外し、支給枚数が12枚から24枚に拡大の方向で、今、検討されているということでした。 次に、老人福祉費の増額22万8,000円、少額ではございますが、高年者研修センターの大ホールの電灯の交換です。電球の交換に足場の設置が必要なことから、一定数の電球の交換が発生したときに実施してきたということです。今回、切れた電球が多くなったので、交換作業を行い、その交換作業にあわせて、全電球をLEDにするものでございます。 児童措置費の扶助費442万5,000円の増額は、対象児童がふえていることと、該当者でも申請されない方もいるそうです。その方がさかのぼって申請されたときに対応できる分も含まれているということでございます。 児童福祉費賃金の150万4,000円の減額は、病児・病後児保育所の臨時職員が、昨年度3月末で退職し、求人をしていましたけれども、今年度10月の採用になったため、不用額を減額するものです。 次に、衛生費の健康センター費56万1,000円の増額は、マイナンバーを利用して予防接種や法定の乳児健診の履歴データを閲覧するようにするためのシステム改修をするものです。 主な意見は特段ありませんでした。 次に、ユネスコエコパーク推進室について報告いたします。 報償費14万4,000円、旅費18万7,000円は、メガソーラーの件で環境社会影響調査関連費用として計上されております。専門的知見者、自然保護協会委員などを想定しているそうです。年度内に1回の開催を予定しております。 ユネスコエコパークセンターですが、新年度は業務の見直しを行い、ホームページを更新できる人材、環境学習ができる人材などの専門的な人の雇用を考えているということでございます。 すいません、新年度のところに丸印をつけていただきたいと思います。 ユネスコエコパークセンターの簡易宿泊施設としての利用は、12月中に保健所の許可がおりる見込みとなっており、令和2年1月からの供用開始を予定しております。 主な意見は特段ありませんでした。 全員賛成で可決をされております。 ○議長(日高幸一君) 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、議案第79号、令和元年度綾町一般会計補正予算(第5号)について、総務常任委員会に付託された部分につきまして報告をいたします。 審査の経過及び結果について、また、主な内容については、お手元の書類をご覧ください。 各課に沿って報告をしてまいります。 まず、総務財政課。 委員会審査でわかったこと。 ①今年度の若者定住促進住宅の受け付け状況は、新規が19件、継続が72件、追加制度、これは3年延長したわけですけれども、その移行が6件、追加制度、継続が22件、合計で119件となっています。 当制度の利用者の推移は、平成21年度のスタート時の67件から87件、97件と次第に増加していき、平成29年度が125件、平成30年度が114件、そして、今年度が119件となっております。 ②立木売り払い収入については、各種費用を加味すると実質赤字でありますが、補助金があることによって、結果として合計で45万円の収入となっております。 主な意見としましては、①平成21年度から綾町定住を目的とした、若者定住促進住宅料補助制度を導入し、多額の費用を投入してきた。引き続き、若者定住対策を初め人口減少対策は重要課題であり、力を注いでいく必要があるが、定住状況を含めたこれまでの施策の効果検証に加え、より効果的な若者定住策についても検討するべきである。 ②自宅を新築する場合、これまでは建築後の支援(固定資産税の減税等)のみであったが、建築前に準備金として支援する制度なども検討すべきである。自宅を新築すれば、定住や人口増につながる可能性が高まる。 ③森林の間伐・伐採については、町内業者を含めた入札も検討すべきである。また、森林の樹齢等を確認した上で、間伐か伐採かを判断すべきである。加えて、間伐・伐採の実施後の状況もチェックすべきである。 ④庁舎周辺の整備について、綾町のケヤキは全国的にも有名であり、庁舎前のケヤキの木はシンボル的なものでもあるので、枝打ち程度にとどめるべきであるとの意見が出されました。 続きまして、企画財政課。 委員会審査でわかったこと。 ①アフリカ豚コレラの侵入防止対策費については、総額の2分の1を国が、3分の1を県、6分の1を町が負担することになっている。その6分の1の町の負担分が約700万円で、さらに、その80%に当たる560万円を国が特別交付税により措置をするということになっております。 ②財政調整基金の9月末現在の残高は約3億3,000万円、今回の繰り入れ後の残高は約3億2,300万円となる見込みとのことです。 ③公共施設等適正管理推進事業費の850万円の減額については、入札の結果、工事費が当初の予定額より抑えられたことによるもの。 ④職員の時間外手当については、財務会計システム変更に伴い予算計上の方法もかわってくるため、時間外での対応が必要となってくることから計上しているとのことです。 ⑤韓国交流費の102万8,000円の減額については、今年度の交流の見合わせに伴うものであります。 ⑥電算関係保守業務委託料の360万円の減額については、財務会計システム及び基幹システムの入れかえの業者選定に伴うものであります。 主な意見としましては、①今年度の決算に向けて、可能な限り財政調整基金を取り崩さずに済むように、また、ふやしていけるように財政をしっかり管理してほしい。 ②韓国との交流事業については、その効果に加え、畜産業の安全確保の観点からも見直しが必要との意見が出されました。 次に、町民生活課。 委員会審査でわかったこと。 ①生ゴミ収集車については、平成22年にリース契約を締結して9年が経過しており、新規リース契約と買い取りとの経済的合理性を改めて検討した結果、買い取りを選択した。 今年度の予算(リース)から車両本体買い取り価格と車検及び修繕費用の合計を差し引くと、残額は約41万円となるが、来年3月までに修繕費等が発生する可能性を考え、現時点での減額補正は行わないということであります。 ②高齢者の運転免許証自主返納者数は、現時点で34人、当初の総定数は30人であったが、現在の進捗を鑑み、年度末までに想定数を50人としているとのことでした。 ③11月末時点のマイナンバーカード取得状況は、申請775件、交付674件で、交付率は9.09%、また、役場職員の取得率は14.7%でありました。 ④平成30年度の綾町民による東諸葬祭場の利用は94件、綾町以外を含めた総利用件数は544件となっております。実績確定に伴い42万6,000円を減額するものであります。 主な意見としましては、①生ゴミ収集者の件に限らず、リース契約を締結する場合は、対象物の価格に応じて購入や割賦等の各種手法と比較検討するべきである。また、必要に応じて地元事業者からの情報収集にも努めるべきである。年度内の財政負担を意識し過ぎて支出を先送りした結果、トータルで過大な費用を支払うことにもなりかねないことを意識してほしい。 ②今後の福祉の充実につなげるためにも、高齢者の運転免許返納後の生活状況を調査する必要がある。また、高岡署へ返納しに行った際の帰りの足の確保についても、ぜひ検討してほしい。 ③マイナンバーカード取得推進については、綾町を含め全国的にも本気度が上がっていないと感じられる。まずは役場職員から率先して取得する姿勢を見せてほしい。 ④個人情報保護の観点から、総合窓口のあり方を含めた庁舎内レイアウトについても、あらためて検討する必要があるとの意見が出されました。 続きまして、農林振興課。 委員会審査でわかったこと。 ①鳥獣被害対策や林業業務の補助に従事していた職員が8月に退職したが、補充できていないという状況があります。 ②アフリカ豚コレラ緊急総合対策について、綾町における野生動物侵入防止柵設置対策対象農家は7牧場であります。 想定事業費は4,217万円、これは、設置の長さ4,217メートル掛ける設置単価1万円という計算に基づくものであります。 その6分の1の702万9,000円が、綾町負担分の補助金ではありますが、さらに、その80%の約560万円が国から特別交付税で措置されるため、綾町の実質的負担額は約140万円となります。なお、農家の事業費負担はないわけですが、消費税分だけは自己負担となるとのことです。 現在、県への補助金申請と業者への見積もりを同時進行で行っている段階で、年度内の完成に向けて進めている状況であるとのことでした。 ③野菜産地経営安定化事業については、国の指定野菜価格安定制度、これは、市場の野菜価格が基準を下回った場合に、その差額について一定割合、基本90%が補填される制度でありますが、その分で補填されない部分について上乗せして補填する事業であります。 原資は、県が3分の1、町が6分の1、生産者が6分の1、JAが6分の1、経済連が6分の1という割合になっております。 今回の対象については、キュウリになっております。 ④液状堆肥工場については、臨時職員2人が5月末と8月初旬に退職したため、現在は嘱託職員1人とシルバー人材1人で運転をしている状況です。現在、さらにシルバー人材の1人を追加してもらうために調整をしているとのことです。 事業に支障がないようにしているが、職員の負担を含めて非常に厳しい状況が続いているとの報告でありました。 主な意見としまして、①アフリカ豚コレラ侵入防止対策については、補助金申請や見積もり要請をしている間に豚コレラに感染してしまっては元も子もないので、7牧場と連携を密にとることはもちろん、より一層の危機感とスピード感を持って進めてほしい。 また、侵入防止柵やネットの下からの小動物の侵入についても対応策が必要である。 ②生ゴミを活用した堆肥については、売れて採算が合うレベルまで上げるべきである。 ③液状堆肥工場を含む人員不足については、早期解消への取り組みとあわせて業務の棚卸しを初め全ての業務を、いま一度見直すきっかけにしてほしい。 続きまして、産業観光課について報告いたします。 委員会審査でわかったこと。 ①時間外手当及び管理職特別勤務手当の増額については、当初予算への計上漏れが原因であります。11月の綾競馬を実施した際に計上漏れに気づいたため、今回の補正予算のタイミングとなりました。 ②計上漏れ事業は、工芸まつり・スポーツキャンプ・雛山まつり・綾競馬及び春競馬となっております。 ③綾町物産展事業の減額については、7月1日から7日に熊本伝統工芸館で実施した綾物産展の会場使用料等が、当初予算と比べてかからなかったことによるものです。来場者は1,000人程度、売り上げは約120万円とのことでした。 ④小田爪運動公園のプール監視アルバイト料(18人分、延べ212人)の減額については、天候不良等による未開放分と執行残によるものであります。 プールの利用状況等については、平成30年度が利用者数1万2,904人、令和元年度は1万2,757人と微減であります。利用収入につきましても、平成30年度は239万7,000円、令和元年度は237万5,000円となっております。 ⑤雛山まつりは、来年20回を迎えます。若手による新しい取り組みが見られるなど、商工会全体で盛り上げる気運や取り組みが出てきている。また、役場の女性職員もサポートに当たっている。 ⑥工芸祭りは、ことしの来場者が約1万2,000人、昨年は約1万5,000人という状況にありました。昨年とは異なる日並びや天候の影響がありましたが、そのような中での集客は確保できたと考えているとのことでした。売り上げは、約2,100万円でありました。 新しい試みとして、国富町の4工房、種子島から刃物工房、高千穂の神楽面工房などの参加や、木のおもちゃを作成して子どもたちに利用してもらったりするなどをしたことで、家族連れや新しい顧客層の獲得につながった。 また、初めてほんものセンターに出店してもらったけれども、それなりの売り上げがあったことで、新たな連携の効果が期待できることが双方で確認できた。 ⑦工芸まつりの課題としては、駐車場、これは会場周辺の渋滞ということでございましたけれども、その駐車場の問題に加えて、工芸家の高齢化というのも問題になっているということでした。 ⑧国体を控え、馬術競技については綾町での開催を、県から強い要望が来ているとのことでした。 主な意見としましては、①人件費の計上漏れについては、毎年開催されているイベントでのミスであり、猛省を求める。このようなミスが余計な業務や費用につながり、結果として行政不信や財政への悪影響を及ぼすことになることを認識すべきである。 ②工芸まつりと同時期に、酒泉の森でもイベントを開催していたが、連携をとることで相乗効果が期待できるのではないか。役場と商工会が、より緊密に連携をとり、さまざまなイベントにおいて町内の商店などが参加できるような環境づくりに積極的に取り組むべきである。 ③各種イベントにおいては、役場職員の負担軽減を図るための工夫を検討すべきであるとの意見が出されました。 建設課について報告いたします。 委員会審査でわかったこと。 ①二反野地区営農飲雑用水施設整備事業費2,400万円は、活力あるふるさとづくり事業補助金1,800万円と、辺地債600万円で対応する。二反野の施設については、貯水槽とポンプ室が一体となった形にする予定。 ②道路維持修繕費620万円には、決算見込みによる増額、要望対応等の予算を組んでいるとのことでした。 ③道路新設改良費190万円については、崎ノ田地区における南俣宮崎線改良工事、これは、工期令和2年11月から令和3年3月を予定しているものでありますが、これに伴う町管理水路の移設及び砂防建設計画、砂防建設計画につきましては、工期令和2年1月から令和4年3月を予定しておりますが、その工事に伴う作業道の確保や立木補償にかかわる費用であります。 なお、砂防建設完了後、当該作業道は町が管理する道路となります。 砂防建設に係る用地補償の対象は5人いらっしゃいます。また、立木補償については2人いらっしゃいます。 ④木造住宅の耐震診断は、昭和56年以前の建物が、物件が対象となっております。 診断は耐震診断士が行いますが、県内で404人、うち、綾町は1名いらっしゃるということです。 診断料は、1件につき10万から12万円で、自己負担が4万6,000円から7万6,000円程度、補助額が5万4,000円ということでございます。 案件は、中堂地区で1件、これは確定しており、また、現在相談に来られているものが1件あるということで、計2件を予定しているということです。 主な意見としましては、①雑草や花壇整備など、町内の美観は町の印象にもかかわるので、特に注力すべきである。 ②二反野地区においては、生活道路についても整備が必要な箇所が多くあり、今度も支援が必要である。 ③町内道路の維持管理については、高齢化が年々進んでおり、町での対応の必要性が高まってきている。 ④崎ノ田地区の砂防建設に係る用地補償については、対象の5人とは十分に話し合いを持ち、トラブルがないよう進めてほしい。 ⑤木造住宅の耐震診断を初め、町民への情報発信が少な過ぎる。もっと積極的かつわかりやすく、効果的な発信をしていくことが重要であり必要であるとの意見が出され、審査の結果、全員賛成で可決されております。 以上、委員長報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 各委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第79号の原案に反対の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第79号、令和元年度綾町一般会計補正予算(第5号)につきまして、反対の討論を行います。 これまで、長い間求めてきた就学援助費の新入学児童生徒への入学準備金が、入学年度の前に支給される補正予算が組まれたことで、今、胸をなでおろしています。 ことしの入学では、支給が間に合わず、保護者や周りの人も巻き込み、教育委員会に対する不信や不安を持たれる結果となり、相談を受けた私も気が気ではない思いをしてまいりました。 反対の理由は、健康センター費の委託料の予算です。 委員長報告どおり、マイナンバーを利用し予防接種や法定の乳児健診の履歴データを閲覧できるようにするというものです。 今、国は、あの手この手で個人情報を集積しようとしていることは明らかです。総務委員長の報告にも、情報漏えいを懸念する意見が載っておりました。 きのうのヤフーニュースでも取り上げられていましたが、マイナンバーカードの情報は国が責任を持って管理するわけではなく、さまざまな官民サービスをネットワーク経由で利用するデジタル社会の情報基盤をつくろうとしているものです。 もともとは、2023年3月末には、ほぼ、ほとんどの国民が保有すると国は想定しておりました。しかし一部を除いて伸び悩んでいます。総務委員長の報告にもあったように、綾町でもそうだと思っております。 私は、決して安全性が確認されていない中で、このマイナンバーカードを町民が持つのは、何ら疑問を持たない、そういう町民もたくさんいらっしゃると思っております。少なくとも町民に申請を勧めるべきではないとの立場から、この予算に反対いたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) それでは、議案第79号、一般会計補正予算について、賛成の立場で討論をいたします。 今回の一般会計補正予算につきましては、全般的に必要と認めるものであるため賛成をいたします。 ただし、各種行事における時間外手当等の計上漏れによる補正が含まれておりますが、その原因は極めて初歩的なミスであります。いまだにこのような初歩的なミスが続いていると先ほど委員長報告にもありましたとおり、行政の信頼回復につながらないということになります。職員各自が危機感を持って職務に当たることはもちろん、そのチェック体制及びガバナンスの強化を強く求めて賛成討論といたします。 ◎議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) それでは、何点か指摘をした上で賛成の討論とさせていただきます。 まず、建設課については町内の美観、除草、花壇の整備は町の印象にかかわりますので、特に注意していただきたいと思います。 総務税政課については、若者定住策について引き続き力を注いでいただき、人口減少を防いでいただきたいと思います。遊休の町有地はたくさんあるそうですが、その活用に努め、利用しない場合は売却も含めて考えるべきではなかろうかと思います。 企画財政課については、財政調整基金をなるべくふやして、憂いのないように、そして緊急時に備えていただきたいと思います。固定化した事業は見直していただきたいと思います。 町民生活課については、生ごみ堆肥化は売れる堆肥のレベルまで上げていただきたいと思います。余りにもその差額が大きいと思います。 農林振興課については、町の総合価格安定基金の方向性を見つめながら、国の野菜価格安定基金との補完、協力を求めていただきたいと思います。 最後に、産業観光課については、産業活性化協会への指定管理は令和2年度で契約が終了するということですが、そのときまでにその経営方針、赤字対策をしっかりと考え、町にとって負担にならないように強く求めていきたいと思います。将来の民営化ということも考えるべきではなかろうかというふうに思っております。 以上であります。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第79号に対する各委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 8名) ○議長(日高幸一君) 起立多数。よって、議案第79号、令和元年度綾町一般会計補正予算(第5号)は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。 午後は1時半から開会します。(休憩午前11時54分)………………………………………………………………………………(再開午後1時30分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第19.議案第80号 △日程第20.議案第81号 △日程第21.議案第82号 ○議長(日高幸一君) 日程第19、議案第80号、令和元年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から、日程第21、議案第82号、令和元年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 議案第80号、令和元年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、御報告いたします。 審査の経過及び主な内容につきましては、ご覧をいただきたいと思います。 委員会審査でわかったことといたしまして、1点だけ記入いたしました。綾町の国民健康保険関係のレセプトの点検職員は現在1名となっております。 採決に当たっての主な意見といたしまして、システム改修で個人情報の漏えいが心配、町民が不安を持たないように取り組んでほしいという意見がありました。 もう1点は、医療費が伸びている。件数はさほどではないが、費用の伸びが顕著である。いろいろな角度から対策が必要であるという意見が述べられ、全員賛成で可決をされております。 続きまして、議案第81号、令和元年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきまして、御報告いたします。 審査の経過、主な内容につきましては、ご覧いただきたいと思います。 委員会審査でわかったことといたしまして、広域連合の負担金が減額となっているのは、保険料軽減対象者が減っているためだということです。その理由は減額の率が下がったこととなっております。これまで9割軽減だったものが8.5割と8割になっているということでございます。 主な意見といたしまして、軽減対象者が減ったための減額であるので、賛成するという意見が出され、全員賛成で可決されました。 次に、議案第82号、令和元年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)です。 主な内容につきましては、ご覧いただきたいと思います。 委員会審査でわかったこと、1、認定調査費105万円の増額は調査員が12月いっぱいで退職となりますけれども、調査件数が平均月20件はあるということです。多いときには30件から40件になることもあるために、2名の新たな雇用を予定しているということです。2名の雇用が実現すれば、3名体制となることになります。 2つ目、調査の結果、認定審査会にかけるのは新規の認定者と中程度の認定者、重症の人はほぼ変更がないために審査会にはかけない場合が多いということです。 3、今年度予算に入っておりましたヘルパー資格研修費の助成は、5名の予算に対し、現在1名の応募があるそうです。介護調査員は特別な資格は必要じゃないそうです。ただ、介護や看護の経験のある方が望ましいということです。現在、ハローワークで公募しており、今後町広報にも掲載する予定となっております。 主な意見といたしまして、調査員は広く公募してほしいという意見が出され、採決の結果、全員賛成で可決をされております。 以上、報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 最初に、日程第19、議案第80号、令和元年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第80号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第80号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第80号、令和元年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第20、議案第81号、令和元年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許可します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第81号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第81号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第81号、令和元年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第21、議案第82号、令和元年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第82号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第82号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第82号、令和元年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第22.議案第83号 ○議長(日高幸一君) 日程第22、議案第83号、令和元年度綾町水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、議案第83号、令和元年度綾町水道事業会計補正予算(第2号)について報告いたします。 委員会審査でわかったこと、1、収益的支出の大平山地区の中継加圧ポンプの更新に伴う修繕費200万円の補正については、平成3年の導入から28年が経過し、ことし10月に故障し、更新したことによるものであります。 資本的収入の中川原水源地から錦原配水池までの送水管工事に伴う企業債350万円の補正については、地下埋設管の影響で工法の見直しが生じたことによる部材追加とその材料調達に時間を要し、工期が伸びたことによる消費税増税の影響によるものであります。 資本的支出の水道施設情報管理システム構築に伴う機械及び装置購入費400万円の減額補正については、令和5年4月の3つの下水道会計の公営企業会計への移行を見据えた上で交付税措置の活用など財政面と運用面の双方でメリットがあるように今後検討することとしたため、今年度の機械及び装置の購入を見送ったことによるものであります。 今後のシステム構築に係るスケジュールは、令和2年度まで各種検討を行い、令和4年9月までには完成させる予定、予算については進捗に合わせて準じ計上を予定しているとのことでした。 なお、既決予定額は750万円であり、本来ならば750万円の減額補正となるところでありますが、そのうち350万円を中川原水源地から錦原配水池までの送水管工事に流用したため400万円となっております。 4、過去の上下水道料金請求ミスに伴う遡求請求の収納状況については、少しずつではあるが収納は進んでいるという状況でございます。未収件数、それから未収金額につきましては、お手元の資料のとおりとなっており、少しずつ改善をしております。 5、現在の水源地は中川原水源地だけであるが、災害等の緊急事態に備えて、第2水源地を検討中であるとのことです。また、中川原水源地においてもポンプ等の整備のため、財源の確保を含め準備していく必要がある。 6、配水管は水質確認の必要があるため、1日1回、土日は水道組合7業者が持ち回りで実施しております。 主な意見としましては、1、水源地は町のライフラインの根幹となる場所なので、予算確保を含めしっかりと整備をしてほしい。 2、遡求請求収納については、納付者と不公平感が生じないよう、支払い拒否者を含めた未納者に対しては適正に対応すべきである。場合によっては厳しい対応も必要である。 3、水道料金の請求ミスから発生した収納業務は本来の業務とはいえない。このミスの発生以降、新体制になってからも行政執行上のミスが発生している。ミスをしないことが行政本来の業務に専念できる環境をつくり出すことや、むだな時間・労力・費用の発生を防ぐことになり、ひいては行政の信頼回復及び財政健全化につながると考える。改めて執行部の意識改革とガバナンスの徹底を求める。 4、今後、水道管の老朽化に伴い、漏水箇所が年々増加していくとの考えから、水道料金の値上げが間近に迫っていると想定できる。運用上の観点からも今後のスケジュールや料金シミュレーション等については早めに素案を作成した上で町民に提示し理解並びに納得が得られるように進めていく必要があるとの意見が出され、全員賛成で可決されております。 以上、委員長報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) すみません、1点だけ伺います。 65ページの委員会審査でわかったことの中の②ですけれども、いわゆる部材の追加と材料の調達に時間を要している間に消費税が8%から10%になってしまったということなのかどうかを1つ伺いたいのと、その調達に時間を要したのはやむを得ないことだったというふうに理解してよろしいのか伺いたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 橋本議員の質問に対してお答えします。 これにつきましては、ここに書いてあるとおり工法上の問題があったということで、それに伴う部材追加と材料の調達ということでございます。基本的にはこの工法の変更、見直しが原因ということで特に調達時間に要したということに問題があったという認識は総務委員会においての説明においては感じませんでした。 以上でございます。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第83号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第83号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第83号、令和元年度綾町水道事業会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第23.令和元年請願第3号 ○議長(日高幸一君) 日程第23、令和元年請願第3号、県道田代八重綾線の「通行止め」の早期解消を求める請願書を議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、令和元年請願第3号、県道田代八重綾線の「通行止め」の早期解消を求める請願書について、審査の経過を報告いたします。 主な内容としましては、県道田代八重綾線は崩土のため、竹野地区や西米良村、熊本県への通行が禁止されております。 県所有の発電所の収益を投じ、速やかに改修工事を行っていただき、速やかな通行の再開を求めるものであります。 委員会としての主な意見としましては、平成27年5月、10年ぶりに県道田代八重綾線の通行どめが解除されたが、解除の翌日に大雨のため路線ののり面が崩落し、6月2日から再び通行どめとなりました。その後、綾町議会に対して2度にわたり今回と同様の陳情書が提出され、同年12月定例議会にて採択された経緯がありますが、その後の進捗は確認できておりません。 また、ことし10月28日には、議会で綾北川の汚濁原因調査を主たる目的として、県道田代八重綾線沿いの発電所及びダム等の視察を実施しましたが、当該道路において近年の台風等の影響により工事中の箇所が多数見られたことから、通行止めが続いているとの認識を持った次第であります。 確かに通行量だけを考慮すると必要性に疑問は残りますが、通行どめが長期にわたっていることや県道としての役割の観点、加えて綾北川の汚濁の一因と考えられる古賀根橋ダムの整備促進を図るためには、一日も早い開通が望まれる。 県に対しては、さまざまな観点から当該道路の必要性の再認識と短期集中的な取り組みによる速やかな開通を機会あるごとに働きかけていくことに努めたいと考えております。 また、国富町や宮崎市などの関連自治体との連携も視野に入れて進めていく必要があるとの意見が出され、全員賛成で採択されております。 以上、報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 採決を行います。令和元年請願第3号に対する総務委員長の報告は採択であります。令和元年請願第3を採択することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、令和元年請願第3、県道田代八重綾線の「通行止め」の早期解消を求める請願書は、採択することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第24.令和元年陳情第10号 ○議長(日高幸一君) 日程第24、令和元年陳情第10号、介護保険利用料原則2割負担化、ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の処遇改善など、介護保険制度の改善を求める陳情書を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 令和元年陳情第10号、介護保険利用料原則2割負担化、ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の処遇改善など、介護保険制度の改善を求める陳情書につきまして、委員会の審査報告を行います。 主な内容につきましては、ご覧をいただきたいと思います。 委員会での主な意見といたしまして、1つ目、根本的な制度の見直しが必要であり、これは国のやるべきこととの立場から採択して国に意見書を上げたい。 2つ目、利用料が2割負担になれば、利用ができなくなる高齢者がいると思う。 3つ目、介護従事者の処遇改善が必要。 4つ目、高齢化が進めば介護従事者のなり手不足はますます深刻になる。 このような意見が出され、採決の結果、全員賛成で採択をされております。 以上、報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) 委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 採決を行います。令和元年陳情第10号に対する文教福祉委員長の報告は採択であります。令和元年陳情第10号を採択することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、令和元年陳情第10号、介護保険利用料原則2割負担化、ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の処遇改善など、介護保険制度の改善を求める陳情書は、採択することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第25.議員派遣の件について ○議長(日高幸一君) 日程第25、議員派遣の件についてを議題といたします。 議員派遣につきましては、綾町議会会議規則第120条の規定により、別紙のとおり派遣いたしたいと思います。また、計画の一部変更等については、議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣につきましては別紙のとおり決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第26.各常任委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(日高幸一君) 日程第26、各常任委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 各常任委員長より各常任委員会の所管事項について、閉会中の審査及び調査事項にいたしたいとの申し出がありました。 お諮りいたします。各委員長より申し出のとおり、閉会中の審査及び調査とすることに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の審査及び調査とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第27.議会運営委員会の閉会中の審査について ○議長(日高幸一君) 日程第27、議会運営委員会の閉会中の審査についてを議題といたします。 お諮りいたします。議会運営委員会の所管事項のうち次期定例会及び臨時会の会期日程等、議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議会運営委員会の所管事項のうち次期定例会及び臨時会の会期日程等、議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第28.二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(日高幸一君) 日程第28、二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 お諮りいたします。二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。 ここで暫時休憩いたします。そのままお待ちください。(休憩午後1時55分)………………………………………………………………………………(再開午後1時57分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △追加日程第1.意見書案第7号 ○議長(日高幸一君) お諮りいたします。本日ここに意見書案1件が提出されました。これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、意見書案1件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 追加日程第1、意見書案第7号、介護保険利用料原則2割負担化、ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の処遇改善など、介護保険制度の改善を求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長(橋本由里君) 意見書案第7号、介護保険利用料原則2割負担化、ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の処遇改善など、介護保険制度の改善を求める意見書につきまして、提案理由を申し上げて説明にかえさせていただきます。 現在、政府内において介護保険制度の見直しの検討が進められています。具体的には介護保険利用料の原則2割負担化、ケアプランの有料化、要介護1、2の生活援助サービスの総合事業への移行などが挙げられます。 負担増により介護保険サービスを減らしたり、介護保険そのものが利用できなくなることや、生活援助の削減により在宅での生活に困難をもたらし、その家族の介護負担がふえることにつながります。 一方では、介護従事者の不足も深刻で、労働条件の改善もあわせて行っていく必要があります。 つきましては、介護保険制度の見直しの中止をすること、介護保険従事者の労働条件を改善すること、あわせて国の介護保険財政の負担割合を引き上げることを強く求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。この意見書の提出は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣としております。 議員各位の賛同を求めて提案の理由といたします。 ○議長(日高幸一君) 質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。意見書案第7号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし)
    ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。意見書案第7号は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、意見書案第7号、介護保険利用料原則2割負担化、ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の処遇改善など、介護保険制度の改善を求める意見書は、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── ○議長(日高幸一君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。議員各位には会期中、熱心なる御審議をいただきありがとうございました。また、執行部の皆様には、誠意ある御説明、御答弁をいただきありがとうございました。大変お疲れさまでした。 ここで町長の御挨拶をお願いいたします。町長。(町長挨拶) ○議長(日高幸一君) これをもちまして、令和元年第9回定例会を閉会いたします。(閉会午後2時04分)──────────────────────────────   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      令和元年12月20日                  議  長 日高 幸一                  署名議員 松浦 光宏                  署名議員 青木  實...